公益社団法人 青森県柔道整復師会

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第32回青森県少年学年別柔道・形競技選手権大会」開催報告
日 時
平成29年4月16日(日) 午前9時〜
場 所
青森県武道館(弘前市)
主 催
公益社団法人青森県柔道整復師会


 第32回青森県少年学年別柔道・形競技選手権大会を開催しました。
この大会は,東北ブロック大会と全国大会出場予選も兼ねる大きな大会で、今回は昨年より少し人数が増え、 県内各地から25団体206名の少年少女選手達が出場しました。

 当日はやや風の強い天気となりましたが、しだいに落ち着いていきました。
 午前8時開場の20分前にはもう多くの子供たちが詰めかけ、あたりは早朝にもかかわらず熱気に包まれ 彼らの元気な声がこだまのように響いていました。開場した途端、一瞬のうちに受付付近は慌ただしさを増しましたが、 皆、慌てることもなく対応していました。
 一回会議室では審判会議、監督会議を行い、団体の組み合わせと形の順番を決め、最後に選手の出欠状況、連絡事項等が伝えられました。

 午前9時、流れ出す行進曲と共に全選手団が堂々としたあゆみで入場すると、関裕二郎副会長による開会宣言がなされ、 国歌斉唱に続き佐藤金一大会長からご挨拶、青森県柔道連盟会長の笹木正信様と日本柔道整復師会会長工藤鉄男様、 衆議院議員の木村太郎先生からも選手達への激励のお言葉を頂きました。さらに、昨年度団体優勝の鶴田町柔道少年団より優勝旗が返還されました。 成田聰審判長による試合上の注意等の説明の後、青森市柔道少年団の長内健多選手により堂々とした選手宣誓がなされ、 最後に服装点検をし、いよいよその時は来ました。

 午前の試合は団体戦から始まり、決勝戦まで続けて行いました。会場は終始、割れんばかりの声援と拍手でいっぱいとなり、 試合が進むにつれてさらに大きく、会場の熱気も増していきました。決勝戦の後すぐに会場準備をして行った形競技では、 声は潜められていたものの選手を応援しじっと演技を見守る視線が熱く感じられたのと対照的に、 選手たちの受け身を取って畳を打つ音だけが静かに響いていました。

 昼食の後、午後からの個人戦が始まる頃には声援だけでなく悲鳴に近い声も混じりあい、 会場の興奮が最高潮に達している中で決勝戦が行われ、すべての競技を無事終了することが出来ました。

 各競技成績発表、表彰式、写真撮影がそれぞれ順調に行われ、最後に岡本幸治副会長より大会講評、閉会宣言を以て大会終了となりました。
 今回は例年にも増しすばらしい大会になったと思います。弘前実業高校の盛広先生、齋藤悠樹先生と 生徒の皆さんには前日の準備からご協力いただき誠に感謝しております。そして全理事者や審判員をはじめ大会スタッフとして運営に関わってくださった 会員の皆さん、一人一人の尽力により実現できた大会だと思っております。
 心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

報告者:柔道副部長 立崎秀男





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