公益社団法人 青森県柔道整復師会

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青森地区公益活動「みんなの身近な接骨・整骨院」
日 時
平成27年10月25日(日)午前10時〜午後3時
場 所
青森市浪岡中央公民館 1階 大ホール
主 催
公益社団法人青森県柔道整復師会
主 管
青森地区柔道整復師会


 平成27年10月25日(土)午前10時より、青森市浪岡中央公民館1階大ホールに於いて、青森地区柔道整復師会の公益事業『みんなの身近な接骨・整骨院』を開催致しました。
 公益社団法人青森県柔道整復師会の公開講座『ほねつぎの日』と合同開催ということで、朝9時には会場入りして準備に取り掛かりました。この日はあいにくの肌寒く雨が降る中を開始時間より早く来場し、ロビーで待って下さる方が多数でスタッフ一同は内心ホッとした気持ちで準備を急ぎました。開始時間の午前10時に受付し、「無料痛みの相談コーナー」から「無料体組成計測器コーナー」による測定と「無料骨密度測定器コーナー」による測定から出た数値・グラフ表を懇切丁寧に担当者が説明させて頂きました。
 中年以降の女性来場者が多かったことから、体組成計測で視られた傾向として、体脂肪や内臓脂肪が多い。上半身や両腕の筋力は基準値内で良いのですが、下半身の筋力が基準値より劣るというパターンが多く見られた。そして骨密度に関しては、良・普通・劣のばらつきがあり、気になったのは一年前に測った骨密度が普通から劣になっていたケースもあり、日常の食生活(食習慣)が良いか、悪いか、運動・身体を動かす習慣があるか、少なくないかで大きく左右される。特に北国の青森では冬の3〜4か月間は雪に閉ざされて家に籠り、体重増加の運動不足による筋力低下と骨密度の低下が短期間のうちに数値の変化が見られる。
 各コーナーでの総合的評価を説明後、「無料施術体験コーナー・無料テーピングコーナー」にて痛みの原因を鑑別し、検査・施術体験することで痛みが軽減した時の喜ぶ笑顔と驚きの表情に、スタッフサイドも喜ばれてやって良かったと思う瞬間でした。全体で42名のご来場者(男性6名、女性36名)に体験して頂きましたが、天候の悪い中を来て頂き本当に有難うございました。
 日常、健康テレビ番組を視たり、医院に通院した際の待合室での患者同士の情報交換など漠然とした医学知識が頭に入っているものの、実際に食生活にしても運動にしても本人は身体に良いと思ってやっていた事が、実は摂り過ぎたり、やり過ぎたりでマイナスな症状が出たりするケースが実際には多い。正しく無理なく、長期的に実行して習慣づけることが大切ということを解って頂きたい。
 来年もどこかで、この公益活動(啓蒙活動)を継続して行いたいと思う次第であります。

報告者 谷川 弘