公益社団法人 青森県柔道整復師会

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「平成27年度一般教養セミナー」
日 時
平成27年10月4日(日)午後2時〜午後3時30分
場 所
青森市スポーツ会館 2F 柔道場
講 師
Polar Bear Trainer‘s Team 代表 浅井隆之先生
演 題
「肩の障害予防・改善のためのストレッチング」
参加者
(青森県31名、準会員・勤務柔整師3名、岩手県1名、競技団体・一般9名


 昨年も好評であった「ストレッチング講習会」、今年も一般教養セミナーとして開催されました。講師の浅井隆之先生は5年連続、5回目のご講演となりました。最初の「セルフストレッチング」から「パートナーストレッチング」、そして一昨年の「スポーツ障害予防を目指して・身体の左右差を改善するストレッチング」、前回の「コンプレッションストレッチング」と毎回テーマを変えてご指導頂いております。今回も大勢の方にご参加頂きましたが、毎回大変好評を得ており当会の恒例行事となってきたようです。
 さて今回は「肩の障害予防・改善のためのストレッチング」というテーマであり、四十肩・五十肩をはじめ肩こり・投球障害等の改善ということで、我々の仕事に深く関係する大変興味のあるものでした。
 肩の障害の原因として、筋肉のバランスが悪い(筋力・柔軟性)、肩甲骨などの動きが悪い、全身の動きの連動の悪さを上げられていて、これらの改善のためのストレッチング実技を丁寧にご指導頂きました。大胸筋から始まり、上腕二頭筋、前鋸筋、広背筋、肩のインナーマッスルの強化方法、肩と脊柱と肩甲骨、肋骨・胸椎の連動等、内容たっぷりの講習会でした。一見何気ない動作なのに先生にコツを教えて頂いてやってみるとまるで別もののようにきつい動作になりました。そして、そのきつい動作の後は硬かった筋肉や関節が心地よくほぐれているのが実感できて、ただ教則本の写真やビデオを見ただけではできなかったことが体験できました。
 機械も道具も使わず、そして即効性がありとなれば、私たち柔道整復師の仕事にすぐにでも取り入れられると思います。浅井先生のお話では「ストレッチング」にはまだまだ色々なテクニックがあり、応急・救護トレーナー活動にもかなり活用されているとのこと。先生には今後とも是非ご講演に来て頂いて、その数々のテクニックをご教授頂きたいと思います。
生方の業務に役立つセミナー、患者さんを満足させられるセミナーを考え開催していきたいと思っておりますので、多数の参加をお願い申し上げます。

報告者 三潟 謙 




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