公益社団法人 青森県柔道整復師会

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「第3回東北ブロック会少年柔道形競技会」
「第22回東北少年柔道大会」
「第35回東北ブロック会柔道大会」
日 時
平成26年7月12日(土)午前10時
会 場
岩手県営武道館(岩手県盛岡市)
主 催
日本柔道整復師会東北ブロック会
主 管
公益社団法人岩手県柔道整復師会
 

 今大会会場になった盛岡市は、南部藩の城下町として400年以上の歴史を持ち、明治22年には岩手県の県庁所在地として誕生しました。以来近代都市として一世紀もの歴史を刻み、また近年は隣接する町村と合併を実現、長い伝統と美しい自然の調和した北東北の玄関口であり拠点都市としても発展を遂げております。
 平成26年7月12日(土)岩手県営武道館に於いて「第35回東北ブロック会柔道大会」「第22回東北少年柔道大会」「第3回東北ブロック会少年柔道形競技会」が開催されました。東日本大震災で甚大な被害を被り、現在引き続き被災地の早期復興に全力を挙げ努めている中で、本大会の開催にあたってご尽力頂き御礼と感謝申し上げます。
 大会当日は天候にも恵まれ柔道大会日和の下、東北六県の地区より選抜・推薦された各選手団、そして監督、応援団、家族など、早朝から県営武道館に集結されました。競技会会場では選手団ごとに円陣を組み、準備体操、打込稽古、形競技出場の各選手達も「投の形」基本柔道の動作稽古と相互確認を取り合っていました。
 開会式が定刻に始まり、及川麿大会委員長より開会宣言、国歌斉唱、佐藤金一大会会長より挨拶、来賓の工藤鉄男日整会長(代読)、千葉翠岩手県柔連会長より激励の祝辞を頂き、続いて優勝旗・優勝杯返還、多年出場者表彰が行われ、次に小黒沢正智審判長より試合上の注意事項が述べられました。そして宮城県代表渡部康光選手より選手宣誓が堂々と行われました。全選手退場されていよいよ各試合会場において一斉に開始されました。
 少年柔道形競技会は、講道館柔道で制定された「投の形」に至って技の理合いの原点を正しく理解し技の真髄を学び修得してもらうことの重要な大会です。本競技会にあたり東北6地区より10組20名の選手が出場されました。今回の審査については従来同様、取・受を一体と見て評価し「投の形(手技、腰技、足技)」及び「礼法」「全体の流れ」を評価採点する競技方法となっております。
 各地区代表の組が番号順に勢揃いし、日頃の厳しい稽古指導の成果を発揮するべく競技に臨みました。会場内には、「取」「受」選手の形の間合いや機敏な動作に静かな張り詰めた空気が広がり、演武を静観する観覧席からは各組披露する毎に大きな拍手が送られていました。


  【第3回東北ブロック会少年柔道形競技会結果】
優勝 「佐藤風翔(取)、工藤洸優(受)」  (青森県) 
準優勝 「阿部奨悟(取)、菊地翔悟(受)」 (山形県) 
第三位 「村山陽祐(取)、沼端柚有莉(受)」  (青森県) 
 
※優勝、準優勝、第三位の組は東北ブロック代表として10月の「日整全国少年柔道形競技会」に出場します。

 少年柔道大会では、国際柔連試合審判規定の新ルールに基づいた開催となりました。各地区より推薦された16チームを4ブロックに分けて行われた予選リーグでは、各選手たちも日頃鍛錬してきた成果を存分に発揮しており、青森県代表2チームも順当に決勝トーナメントへと勝ち進みました。準決勝で鶴田町柔道少年団は山中道場(秋田県)に惜しくも敗れ、決勝へ勝ち上がった上北分団も善戦の末惜しい結果となりましたが、いずれも観覧席応援団の大声援の中、選手同志の気迫と闘志が漲る好試合でありました。

 【第22回東北少年柔道大会結果】 
優勝  雄武館山中道場  (秋田県) 
準優勝  全日本柔道少年団上北分団  (青森県)
第三位   鶴田町柔道少年団  (青森県) 
四倉松武館 (福島県) 

 
  一般会員の柔道大会(日整全国柔道大会予選会)においては50歳、40歳、30歳、20歳の年代別トーナメント方式が採択され、各地区より推薦された選手達が白熱した対戦を繰り広げました。青森県選手団も緊張と興奮漲る好試合を展開し応援席から大声援と拍手が沸き上がっていました。結果、好成績を収めて頂き改めて感動しました。


 【第35回東北ブロック会柔道大会結果】
総合優勝  宮城県 
総合準優勝  秋田県 
総合第三位  青森県

 【青森県会員選手成績】 
20代の部  第三位 逢坂昭人会員
30代の部  準優勝 工藤渉会員 
40代の部  第三位  竹内公悦会員
50代の部  第三位  亀田泰文会員 
 
 ※工藤渉会員は東北ブロック会代表として10月の「日整全国柔道大会」に出場します。

 各競技会が終了して、全選手団整列し閉会式に移り、各予選会部門の成績発表、表彰式が行われました。佐藤金一会長より来年の大会は青森県開催とする旨紹介挨拶がありました。そして大河原孝大会副委員長による閉会宣言を締めくくりとし、今大会は成功裏の内に終了致しました。  今大会運営にあたりご尽力頂きました大会役員、競技委員、岩手県柔整師会はじめ関係各位他皆様に心よりお礼と感謝を申し上げます。

 広報部長:佐々木 良太

   
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